旅中

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ちょっとクールな旅好きのブラッキー。

いつも青い空の下を旅してる。

帰ってきたら旅の話をしてくれる。

私はそんなあなたが好きでした。

私は彼に聞きました。

「どうして旅をするのですか」と―・・。

すると彼はこう答えました。

「君にいろんな話をさせたいから―・・」と。

私はすぐに顔が赤くなりました。

あなたも私のことを愛しくださってたのですね。

私も「あなたのことが好きでした。」といおうとしました。

けれど










いいませんでした。





私はエーフィ、あなたはブラッキー。

種族なんて違います。

私はただあなたのそばにいたい・・。

それを望みました。





ある日、彼はまた旅に出ました。

しかし・・

1年たっても2年たっても帰ってきませんでした。

私はあなたを探しに旅にでました。

どこにいるかなんて分かるわけありません。

愛の力で見つかるとかそんなことできません。

でも・・

それでも・・

あなたのそばにいたくて・・

あなたがいないとダメなんです。

あなたがいない世界を考えると・・・


怖い・・・・。


あなたは青い空の下を旅してきました。

私も今青い空の下を旅してます。

まるであなたと一緒に旅しているようです。

あなたはどこにいるのですか?

また旅の話を聞かせてください。

そしてあなたのそばにいさせてください。

今度はちゃんと言います。

ちゃんというんです。





       「好き」・・・・・と・・・・。







ずっとずっと歩き続けました。

雨の日も風の日もずっとずっとあなたを探しました。

そんなある日、町の方からこんな話を聞きました。

「昔・・この町は、町の奥にある森のニドキングたちが町のみんなを殺して、食べ物を盗んで、誰かを連れて行ってその子を働かせて・・
とても苦しめられていた町だった・・。
しかしある日、旅をしていたブラッキーがニドキングを倒しに行ってそれっきり・・

帰ってこないんだよ・・・・・。

町にはもうニドキングたちは来なくなったけど、あのブラッキーは・・・・」

私はきっと彼だと思いその森へ行きました。

走って走って・・・トゲが刺さってもそんなの気にしないで
森へ行きました。





森に着いたとき、深呼吸をしました。一回だけ・・。

森に足を踏み入れたそのとき・・・・。

誰かの話し声が聞こえてきました。

ニドキングの声・・・。





「あのブラッキーどうなったかな?」

「さぁな、今頃、ロウヤで死んでんじゃねぇの?」

「それもありえるなっ」

「わはははははははっ」







ショックでした・・・。

ショックを通り越して怒りに変わり、私はニドキングたちに襲い掛かりました。





もちろんニドキングも襲い掛かりました。

私は必死に戦いました。

血まみれになっても、どうなっても・・。

愛のパワーで勝つとか、こう戦えば勝つとか
そんなの馬鹿みたいです・・。

彼のために・・好きな方のために・・・大切な方のために
ただ、あなたのそばにいたいから・・・。





泣き叫びました。

その声は森にこだましました。





ニドキングたちは倒しました。

でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・























私は汚れました。


汚れて汚れて・・目は狐のように鋭く、血まみれで・・
汚れてしまいました。





足はよろよろ・・・それでもあなたのもとへ行きました・・。

もちろん彼は死んでいました。

私はもう残り体力も少なく彼のそばに倒れこんでしまいました。

私はずっといいたかった言葉をいい、そのまま死にました。






「私も・・・好きでした。」











































































































こうして・・・私の旅は終わりました。

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