バトル&ディフェンス
綾乃さんに感想を送る
俺が前にいた組織は大きな組織だった。
けどやり方が気に入らなかったからすぐに止めた。
転々と組織を渡り歩く浮いた生活を送っていたが
それが原因である日俺はロケット団に襲われた、
戦って戦って逃げて逃げて
とうとう断崖絶壁の谷沿いまで追い詰められてしまった。
「さあそのアブソルを返してもらおうか」
こいつらの狙いは分っている、
唯一手持ちで無傷のアブソル・・・コイツは以前ロケット団で
働いていた時にある実験体とされていたポケモンだ。
組織を抜けるときに逃がしてやった。
「そのアブソルは我々が使ってこそ価値がある」
価値がある・・・か、ホントむかつくなお前ら。
こんなんだから俺はお前らの組織を抜けたんだよ、
命令だったら何でもする服従組織なんか真っ平ごめんだ。
お前らの言う事なんか死んでも聞かないね。
「さあ渡してもらおうか。それとも抵抗するだけ抵抗するか?」
「・・・・・・」
正直迷ってしまった。
戦える手持ちはコイツ・・・アブソルだけ、
そしてこの逃げ場のない地形と敵の数からして
逃げれる確率はほぼ0%だ。
俺が戦えばコイツはどうなるんだ?
果たして俺の我ままでコイツを傷つけていいのか?
(カリカリカリ)
「!」
俺が迷ってると腰に付けているモンスターボールが動いた。
戦闘不能だった他の相棒やアブソルがボールの中で暴れているのだ。
・・・なんだよ戦えってか?
逃げ場ないんだぜ、敵が多すぎるんだぜ、お前ら戦闘不能じゃねーか。
(カリカリカリ)
それでもボールはまだ動く。
・・・そーかよお前ら仲間を護りたいのか、
アブソルお前はケジメつけたいのか。
今度は逃げんのじゃなくて戦いたいのか。
「大人しく渡せば命だけは助けてやる」
「・・・もういいよ」
「やっと諦めたか。さあ早くアブソルをコチラに・・・」
「俺の考えでコイツらの思い潰すなんてジョーダンじゃねぇや!!」
(ボン!!)
そーだよ俺がゴチャゴチャ考えたってコイツらの思いは変わらねぇ。
こうなりゃ連帯責任だぜお前ら、全員でなんとかするからな。
「行くぜ!!!」
<護りたいモノのためにお互い戦おうじゃねーか>
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