夢と現実
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僕の名はジラーチ。僕は彼女のジーラと一緒に生活している。
彼女はジラーチ族だが、少し変わっていた。頭のところがピンク色をしていて、頭についている三つの短冊は水色をしている。
ある夜、僕は寝ていた。今、僕は夢の中の世界にいる。
そこで僕は見た。とても怖い夢を・・・。
それは、ジーラ消えていく夢だ。
食料を探しに行くと、ジーラは言って、森の方へと行っていった。それで僕は彼女が戻ってくるのを待った。
30分待った。ジーラは帰ってこない。たぶんもう少ししたら帰ってくるだろう・・・。僕はまた待った。
それから1時間経った。それでもジーラは帰ってこない。少しあせり始める。でも僕は待った。
さらに1時間経った。なのにジーラは帰ってこなかった。僕はもう我慢できなくて、森の方へと走っていった。
そこで僕は起きた。
「・・・夢だったのか?」
起きたジラーチはパッと横を見てみると、そこにはジーラがスヤスヤと眠っていた。ジラーチはそれを見てほっと一息ついた。
ジラーチは彼女が起きるまでそこにいた。そして朝になると、ジーラは起きる。
ジーラは目を開けてジラーチに「おはよう。」と声をかける。そしたらジラーチも「おはよう。」を優しい声でかえす。
まさかねぇ〜・・・。あんな事が起きるわけないよ。と、ジラーチは心の中で思っていた。
ジーラは起きあがって、ジーラに「食料を探しに行ってくるね。」と行って、森の方へと行こうとした時、ジラーチは思わず声を出して
「なら、一緒にいこうよ。」
と、言ってしまったが、ジーラは「いいのよ。ジラーチは家で待っていて。」と言った。ジラーチは驚く。
もしかして正夢?もし、そうなら・・・。と、思ったジラーチはジーラに夢の中の話をしてあげる。するとジーラは、
「へぇ〜・・・、だからさっきあんな言葉を・・・。」
ジーラは考える。そして
「なら一緒にいこ。」
と言った。ジラーチは「ありがと。」と言って、ジーラと一緒に食料を探しにでかける。
二匹は森の近くで木の実などを採り、その集めた木の実を二匹で仲良く分けて、一緒に食べる。
二匹とも楽しそうに笑いながら食事をとっている。
夢の中とは大違いだ。きっと、未来をかえたのだろう。彼の未来を・・・。
食事を終えた二匹は、立ち上がって家に戻る。
帰り道、冷たい風が彼らの身体に当たる。寒い。
二匹とも身体を少し震わせながら家に戻る。
でも、家の中も寒かった。
それもそうだ。彼らは、小さな洞穴の中で生活しているのだから。
寒くないように、身体を丸くする二匹。たぶん今夜は冷え込むだろう。
夜・・・。予想は当たった。かなり寒い。
ジラーチはそんななかで目を閉じて眠る。同じくジーラも。
少し時間が経って、ジーラが目を開ける。どうやら寝たふりのようだった。
彼女は立ち上がり、ジラーチの顔を見て、
「すぐ戻ってくるからね。」
と言って、この場から消えていった。
一方、ジラーチは夢の中。また僕は夢を見た。
今夜も怖い夢だった。
僕が寝ている時にジーラがいなくなる夢だ。
僕は寝ていた。そしたらジーラは立ち上がって僕に何か言って行ってしまった。
翌朝、僕が起きたときにはジーラの姿はなかった。
僕はジーラを探し始めたが、見つからない。
そこで僕は起きた。
「・・・また夢か。」
ジラーチは横を見る。ジーラの姿はない。もしかして・・・。
ジラーチは立ち上がって、外に出る。そしてジーラを探しに行く。
外は寒い。でも昨日と比べれば暖かい方だ。そんな中をジラーチが歩く。
探しても探しても見つからない。彼の目から涙がでてくる。
時間が経つにつれ、気温は少しずつあがっていった。
ジラーチは一生懸命さがしたが結果はダメ。
「どうして、どうしてジーラは消えたの?」
ジラーチの目から涙がポタポタと落ちる。
「だれか教えて、ジーラは何処にいるの?」
ジラーチは大声で言った。
彼女が消えた。どうして?どうして僕のそばから消えたのか・・・。
もしかして、このままずっとジーラとはなれて生活するの?
そう思うと身体が震え始める。怖い。ジーラがいない生活なんて絶対に嫌だ。
だから必ず見つけだす、君を。
そう心の中で言ったら、涙をこらえてまた探す。
それでも結果は同じだった。しかも、日がおちてきたので空は暗くなる。
「もうこんな時間?」
ジラーチが空を見上げて言う。
「・・・明日にしよう。」
そう言って、ジラーチは自分の家に戻る。家にはだれもいない。そう、ジーラは帰ってこなかった。
ジラーチはその場に座り込んで黙る。そして残された少しの食料を見た。昨日、採ってきた食料だ。
「・・・いただきます。」
ジラーチはそっと食料に手をのばし、掴む。それを口の中にいれて噛む。
「・・・いまごろジーラはどうしているのかなぁ〜。」
ジラーチは独り言を言いながら噛み続ける。
食べ終わるとジラーチはまた黙る。食料はまだ残っている。でも食べなかった。
たぶん、ジーラもお腹を空かしているだろうと思って残しておくことにした。
そしてジラーチは寝た。一人で寂しく寝た。
「・・・ここはどこ?」
ジラーチが言う。どうやら夢の中の世界のようだ。
「・・・ジーラ?」
ジーラに似たのがいた。森の中にはいっていく。そして消える。
「待って、どこにいくの?」
「はっ!」
ジラーチは驚いた顔をして起きる。もう朝だ。
「夢・・・?ジーラ・・・?」
ジラーチは少し考える。あれは本当にジーラだったのか、分からない。
「・・・いこう。」
そう言うとジラーチは食料を一掴みして、立ち上がり外に出る。
あの森、たしかアレだったはずだ。きっとあの森の中にジーラはいる。絶対に。
待ってて、僕は必ず君を見つけだしてみせる。どんなことがあっても・・・。
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