真冬旅館
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王様ヤドンとモンジャラは温泉旅館に来ていた。
ヤドン「久々にリラックスするか〜。」
モンジャラ「疲れ溜まってますしね〜。」
すると奥から、女将のルージュラが現れた。
ヤドン「予約していたヤドンです。」
ルージュラ「真冬旅館へようこそ。当旅館は創立90年を迎えました。
私は当旅館の83代目女将「ルージュラ」です。」
モンジャラ「命みじかっ!90年やってて83代目って・・・」
ルージュラ「なにせ流行病もありまして。」
ヤドン「いいから、部屋に案内してくれ。」
ルージュラ「空き部屋はですね、「ポッポの間」「スバメの間」
「ムックルの間」そして「ヤドンの間」です。」
ヤドン「もちろん「ヤドンの間」で!」
ルージュラ「「ヤドンの間は」ここ50年使われてないとか・・・」
ヤドン「キサマ・・・!」
モンジャラ「落ち着いて下さい!では「ポッポの間」で。」
ルージュラ「ここが、「ポッポの間」になります。」
モンジャラ「なかなかいいところですね。」
ヤドン「うむ。よかろう。」
ルージュラ「お食事の方ですが、この地方の名物「カモネギの鍋」
を用意させて貰います。」
ヤドン「・・・ まぁ・・・いいだろう・・・」
ルージュラ「お持ちできる時間は七時になります。」
モンジャラ「かしこまりです。」
ルージュラ「では、チャーハンはいつお持ちしましょう?」
ヤドン「は?」
ルージュラ「いえ、ですから、チャーハンはいつお持ちしますか?」
ヤドン「いや・・・カモ鍋あるならいいですよ。」
ルージュラ「はぁ。ではお風呂とチャーハンはどうしますか?」
モンジャラ「お風呂は入りますが、チャーハンはいりません!」
ルージュラ「・・・お風呂はですね、大浴場と露天風呂の二つです。
露天風呂の方は11時までですのでお早めに。
チャーハンも11時までですのでお早めに。」
モンジャラ「チャーハンはいりません!」
ルージュラ「お風呂に入りますなら、石鹸とタオルとチャーハンを」
モンジャラ「いらねぇっつってんだろうが!」
ヤドン「落ち着けモンジャラ!なぜそちらはチャーハンを出したがる?
カモ鍋がオススメなのでしょう?!」
ルージュラ「そうです。この地域のオススメ料理です。」
ヤドン「・・・」
ヤドン「分かりました!カモ鍋と一緒にチャーハンをお願いします!
でも、チャーハンではなく、ふつうの白ご飯で!」
ルージュラ「それは厨房と相談しなくては・・・」
ヤドン「なんでだよ!ふつうに出せばいいじゃん!」
ルージュラ「すみません、ソーセージが混入する場合もありますが?」
ヤドン「なんでだよ!」
ルージュラ「コショウ等がふりかかる場合もありますので・・・」
ヤドン「なんでだよ!」
ルージュラ「なにせこんな注文初めてでして・・・」
ヤドン「もうキサマ・・・ゆるさーん!」
気がつくと朝だった。
全て夢だったのである。
確か今日は旅館を予約していた。
ヤドンは1人で旅館に向かった。
するとこう書かれていた。
チャーハン旅館
ヤドンは死んだ。
あとがき
フットボールアワーの漫才をベースに書きました。
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