夢は遥か空にある

カンナミさんに感想を送る

人には、いろいろな夢がある。

それと同じくらい、ポケモンにもいろいろな夢がある。

誰もが夢を持っていると言ったら、そうでもない。

絶望に追われた人々もいるんだから・・・。



ここはポケモン達が住む国。

人型っぽいポケモンが1匹、ナルシストっぽいポケモンが1匹。

遠い空をただ、見つめている。

人型っぽいメスのポケモンがサーナイト。

ナルシストっぽいオスのポケモンがロズレイド。

どうしてこの2匹がここにいるのだろうか?

それは2匹にしか分からない。

「ねぇ・・・なぜあなたは『ここへ行こう』って、思ったのですか?」

サーナイトがロズレイドに問いかける。

「ある事を君に教えたくてここへ連れて来たのさ。」

彼女は彼の言葉に首をかしげた。

「ある・・・事?」

「そう、ある事。」

数秒の沈黙と、そよそよと流れる風。

彼はある事を明かした。

「夢だよ、ある事とは。ほら、夢ってたくさんあるだろ?それもいろんな夢がね。」

「夢・・・?確かにいっぱいありますね。」

彼は、少し困った表情をして話を続けた。

「でも、夢を持ちたいと思っても持てない人もいるんだ。そんな人々のこと、かわいそうだって思うかい?」

「ええ、もちろん・・・。絶望というものに攻められていく人々の姿、見たくありません。」

「だよな・・・。僕の夢は、絶望から人々を救う事。まだスボミーだった頃に誰かに助けられてから希望が溢れてきて・・・。」

「え、あなた・・・助けられたことがあるんですか?」

「ああ。氷ポケモンにおそわれて、そのせいで氷ポケモンが苦手になっちゃってさ。助けてくれた人が誰なのかは分からない。だから僕は助けてくれた人を探し続けている。君の夢は?」

「私は・・・まだ決まっていません。でも、夢を持つあなたっていいですね。」

「いつかは世界中の人々が幸せになれるといいな。」

「ええ。」

いつかは全ての人々が幸せになれるように・・・。

それが彼らの願いといってもいいだろう。

いや、願いじゃなくて夢だ。


夢は、遥か空にあるもの。


そのことを、忘れてはいけない。


あとがき
ポケモン小説初投稿となります、カンナミです。
この企画を見て、参加したくなりましたので書きました!
冷めてきたポケモン熱が燃えています。
サーナイトとロズレイドというマイナーな組み合わせですが・・・。
そこは気にしないで下さい(なぜ

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