好きだから。
あちゃもさんに感想を送る
(またね―)
大好きな君。
大切なヒト。
僕はいつの間にか泣いていた。
「―きて、朝だよ。ねぇ」
今のは夢か、と思い、柔らかな声で目覚める。
「おはよう」
彼女はにこっと笑うと、朝ごはん取りにいこ。と言った。
「うん」
僕は起き上がると彼女と一緒に森へと向かう。
いつも一緒で、離れたことも無かった。
でも、僕は心の中で密かに心配してることがあった。
いつか、彼女は遠くへ行ってしまうんじゃないか、と。
だから、ずっと傍に居て欲しい。そう思う。
でも、なんとなく言葉にするのが恥ずかしくて、ずっと言わなかった。
「あ、あったよ」
彼女のはしゃぐ声。
ほんとだ、と言い、僕はけっこう森の奥に来たんだな、と考える。
嬉しそうに実を採っている彼女を見て、僕は微笑む。
「? ブラッキー君も採りなよ?」
首をかしげて彼女は言う。
「ああ」
僕は木に近づき、実を採る。
「どこ行こっか」
食べ終わり、ポツリと彼女はつぶやいた。
「海でも行くか?」
と言ってみると、彼女はうん、と笑った。
僕は、彼女が好きだ。
だから、今日の夢のようにはならないように、
好きだ、と言おう。
ずっと、この幸せが続くように―…。
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