火の風
シフォンさんに感想を送る
ベットから目を覚ました僕、ピチューは窓を見る。
お日様の光が差し込んで暖かい。
僕は背伸びをして寝癖を直すと外に出てみる。
外に出た僕はすぐに目をこすった。
オレンジ色の毛に黒い模様、ふわふわさらさらした薄黄色の毛。
犬のような顔立ちで、でもすごく大きなポケモン。
見た事もないポケモンがいるだけでびっくりしたのに、僕の家の前にいるなんて。さらに驚き。
ポケモンは僕を見ると、手足から火を発火して目にも見えない速さで向こうへとかけていった。
「だれだったんだろ・・?」
「そもそもあのポケモンは何だろう?」
頭を抱える僕は、お日様をまっすぐ見る。
すごくまぶしくて 目がくらんだ。
目を覚ましていたはずなのにまた目を覚ました。
(夢・・?)
ただの夢だったのかと思うと少し寂しい。
だって、あのポケモンは本当はいないかもしれないんだもん。
でもまあ あんなポケモンいるわけないか。
そんな夢を見てから、僕はずっと会いたかった。あのすばやさ、あのかっこよさ、僕の憧れになった。
ずっと探し続けて一年がたって僕はピカチュウになる。
それでもあの夢ははっきり覚えている。
早くライチュウになって強くなりたいから、
木を使って修行をしていたとき。
”ザリッ”
誰かが来た音。
振り返ってみるとあの時見た夢のポケモンに間違いない。
「あなたの名前は・・?」
「我はウインディ。火の風。」
まあた会えてうれしいくて、名前を聞けて、うれしい。
思わず涙が流れる。だって、夢で見た、いないと思っていた
憧れのポケモンだったんだもん。
ウインディさんは静かに僕の頭をなでてくれた。
「お前とまったく同じ者を夢で見た。やっと会えたな・・。」
「僕も、ずっとずっと会いたかった・・!」
涙をぬぐいながら話を続ける。
「僕の憧れだったから、もう一度会ってお話したかったんだ。」
「我も、お前のまっすぐな瞳が憧れだった。」
意外と気が会うとなるとますますうれしい。
ウインディさんも僕に会いたくて、僕にあこがれてたなんて!
憧れてたけど、憧れられてたのは初めてだったし、
ウインディさんのほうが強そうなのにあんな事言ってくれた!
「僕、あなたといいっしょに強くなりたい!」
「よいぞ。」
強いかどうか走らないけど、何かオーラみたいなのからして強そうだし
ずっといっしょにいたいし。
「僕、がんばるから!」
「うむ。」
夢だと思ってたけど、いないと思ってたけど、会えたときは本当にうれしい。ウインディさんも夢の中で僕と会ってたなんて・・。
思わず別のことを考えて集中力が切れてしまう。
と、ウインディさんのかえんぐるまが炸裂。みごとにやられてしまう。
「戦いに集中せんとやられてしまうぞ。」
「はい!」
「あと、敬語はよい。普通に話せばいい。」
「う、うん!」
なんだか、仲良くなれたかなぁ?
僕の顔が思わず笑う。するど、ウインディもつられて笑う。
そんな僕たちを、静かにお日様は照らしていた。
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