アキラメナイ

シフォンさんに感想を送る

僕はくだらないポケモンだ。
ただはねて、はねて。
水にすんでいるのに、水の技は何も無い。
ゲットされてもすぐ捨てられてしまうし、珍しくも無い。
だけど、いつか役に立つ強い、ずっとトレーナーの手持ちにいれる、
そんなポケモンになるのが夢だった。

僕は人間のボロボロな釣竿につられた。
「どうせまた捨てられてしまうだろう。」そう思っていた。
なのに、一週間たっても、二週間たっても、一ヶ月たっても
僕はトレーナーのてもとに 持ち歩かれていた。
二ヶ月たって、赤い体と薄黄色のひげは
青く長く、ひげはそのままに 大きな口から何もかも破壊する光線を
発射する。
間抜けな目は凶暴に、でもりりしい目になった。
僕はいまもなおトレーナーの手持ちにいる。
僕の夢は叶った。
そして今日も、うれしい思いを胸にトレーナーを背に乗せて水上を走り続ける。

戻る