〜ハッピーバレンタイン?〜
茜雪さんに感想を送る
―――ここはどこだ?
気が付けば不思議なお菓子でできた家があった
お話の世界でも入ってしまったのか?
とりあえずわかるのは、これが夢であること
なにしろ・・・
ポケモンの話がわかるのだから
ポケモンたちが騒いでいる
なにやら話しをしている様子だ・・・
盗み聞きでもするか・・・
『今日は人間たちの様子がちょっとおかしいと思わないか?』
『なんかソワソワしてるよね』
『人間の♀はとくになぁ・・・』
『毎年この日になるとそうなるじゃん』
『え、お前知ってんの?ソワソワする理由』
『え・・・それは知らない』
『ちぇっ、結局わからないままじゃないか』
『ん・・・あ、あそこにいるポケモンに聞いてみようぜ、おーーい』
・・・・・・?・・・俺?
『おい、そこのニューラ!お前だよ、お前!』
えっ!?俺ニューラになってる?!
・・・ほんとだ、俺ニューラになってる・・・
なんで・・・あ、そっかここは夢だからな
なんでもありっていったら、ありだ
『なぁ、お前はさぁ。今日、人間達がソワソワしている理由を知ってるか?』
・・・・・・人がソワソワしている・・・?
『特に人間の♀がソワソワしててさぁ・・・お前は理由知ってそうだからさ』
・・・・・・そうか、こいつら野生のポケモンみたいだな
「ああ、知っている」
『ほんとうかぁっ!!』
・・・興味津々だな・・・
「人間は今日、好きな人間にチョコをあげるんだ」
『チョコ・・・?』『チョコってなに?』『おいしいもの?』
・・・お菓子の家が目の前にあるのに、知らないとは・・・
ポケモンにとってチョコレートって見たことないやつにはわかりにくいよな・・・
わかるように説明しないと・・・・
「チョコっていうのはハート型のこげ茶色の物でさ、そうだな・・・ラブカスを泥まみれにした感じだな」
『えっ!?』『人間はラブカスの泥まみれを渡すの?!』『ラブカスが可愛そうだよ!』
・・・俺の表現力が低いんだろうか、それとももろに受けてるこいつらが馬鹿なのか・・・
まぁこれはこれで面白いからよしとするか
「そう、だからその日はラブカスの大半が住処でじっとしてるらしいぜ」
『へぇ・・・お前のおかげで謎が解けたぜ』
そしてポケモンたちは去っていった
―――起きてー起きてー!
聞こえる友達の声
そして自分のポケモンの声・・・
やっぱり夢だな、と思って目を開けると・・・・・・・
なぜか自分のパートナーが泥だらけのラブカスを投げつけてきましたとさ
END
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