光、闇、そしてまた光。

ネイビーさんに感想を送る

暗い。
俺は何がどうなって、こんな場所にいるんだろう?
なんだかよく分からないが…、暗い。
手を伸ばしてみても、自分の手が見えない。
自分の姿さえ 見えない。夢なのか…。夢じゃないのか…。
何も見えないし聞こえない、でも俺は怖くなんか………。

「待っていました。」

小さい 声。頭に直接響いてくるような、すぐに崩れてしまいそうな。
でも、はっきりと分かる、声。そして目の前に…光。

「誰だアンタ?俺に何か用?」

「私は…アナタを此処に連れてきた者…。やっと目が覚めたのですね」

何だ…。こいつ。連れてきたって?くそ…明るければもう少し状況
分かるかもしれないのに…。

「だから、アンタ誰だよ?名前は?目が覚めたって、それにしても暗いじゃんか、ここ。夢なのか?」

「私は……

          サーナイト。」

「サーナイト?」

「はい…。そしてあなたは…『世界』を守るために…此処にいます。
   もちろん 夢ではありません。」

ほんとに意味分からんぞ…。世界守るって何のことだ?
スーパーヒーローか俺は?やっぱり夢か?

「もう そろそろ 時間です。また…会いましょう。」

「サーナイト」と名乗る光はうすれて、消えた。

「待てよ!もっと色々と聞きたいことが…!」

次の瞬間、暗い空間ははじけ飛んだ。かわりに光が周りを包んだ。
眩しくて、しばらく目を開けられなかった。それでも、目の裏まで明るかった。
俺は倒れていたようで、地面に手をついてなんとか立ち上がった。
「いてて…。此処はどこだ?」
これが、あの光が言っていた『世界』なのだろうか。
しっかり前を見ると、何かが立っていた。

    
      あ!気がついたんだね!
  キミ ここで倒れてたんだよ?気がついて良かったー!




これは、後に『世界』を救う 救助隊の始まりの物語。

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