夢――そして現実へ――。
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「貴方、誰?」
俺に問いかけてきたのは、リーフィアだった。
「俺?見て分かるだろ。グレイシアだよ。」
そのリーフィアは、俺の口調を聞いて少し笑った。
「貴方、お友達は?」
いきなり友達のことを聞かれてびっくりした俺は
「友達ィ?何人もいるよ!!シャワーズだろ?エーフィだろ?あと…」
その答えでは、そいつは明るく顔を上げた。
「それじゃあ…私とお友達になってくれる…?」
そんなことをいきなり言われて、俺はとてもビックリした。
「・・・。」
ちょっと悩んだ俺は、答えを出した。
「良いぜ!」
そのリーフィアは、とても幸せそうに喜んだ。
「良かった!私リーフィアって言うんだ!よろしくね!!」
見ただけで分かるのに、自分のことを紹介した。
俺は、いつの間にかそいつが好きになっていた。
一緒に喋っていて、とても幸せだった。
「あ…私行かなきゃ…」
「…マジかよ…せっかく友達になれたのに………」
そのリーフィアは、笑いながら俺に言った。
「大丈夫。私と一緒に行ったら、一緒だよ。」
「ホントか?!」
俺はその言葉が死ぬほど嬉しかった。
「それじゃ、行くよ!」
リーフィアに手を引かれて、俺は走っていった。
ガバッ
いきなり目を覚ました俺は、今の出来事が夢だと分かった。
「………夢……か。」
俺はとてもがっかりしながら学校へ行った。
「転校生を紹介する。」
先生のそんなことは、夢よりどうでも良かった。
入ってきたのは、夢であったリーフィアだった。
「あっ!」
俺は思わず声を出して立った。
どうやら、リーフィアも俺のことを知っていたらしい。
夢で俺を見た。と言っていた。
俺たちは、それからずっと一緒にいる。
そう、死ぬまで一緒のつもりだ。
夢―現実―そして現在……
それは、とても大切な事だと俺は改めて思った。
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