その先には「前編」
月夜 裄さんに感想を送る
雨が降っていた。それも大雨だった、たまに雷も落ちてきた。
ただそこにうずくまり雨をやむのを待つ自分がいた。
もう死に掛けていた、しっぽの炎も消えかけていた。
「もう死ぬのかな」
弱い声で自分はつぶやいた。
自分は捨てられたポケモンだ、いや正確に言うと離れ離れになってしまったと言うのだろうか。
数年前ここで主人は殺された、私の目の前で
死ぬ前に主人は
「ヒトカゲ、ほかの所へおいき」
と言って、永遠の眠りにはいった。
私は泣いた、泣き続けた。でも主人は帰ってこなかった。
それでも私はここで待っている、主人が帰ってくるこ
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