旅 後編

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食事の後、キル男はキル美に色んな話をしました。彼らはすぐに親しくなりました。キル男は旅をしたことなどを、キル美に沢山話ました。
キル美は本当に楽しそうに聞いていました。キル男はその楽しそうに聞いているキル美の姿を見て、また嬉しくなり、また旅の話をし始めました。

「いいなぁ、私も旅をしてみたいなぁ。」
「そんなの、俺がどこへでも連れてってやるよ!」
「えっ、でもあたし足が・・・。」
「大丈夫だって、俺がおんぶしてでも連れてってやるよ!」
「本当?」
「本当さ、俺は嘘はつかないからな。」
「じゃあ、じゃあ私ね・・・・。」

「お花畑にいってみたい。」

「お安い御用だ、すっげぇ綺麗なレンゲ畑があるからそこにいこう、なっ!?」
力強い、曇りのない声。
キル美は思わずうれし泣きをしてしまいまいました。なぜなら、キル美はいままでこんなに優しくされたのも、こんなにいっぱい喋ったのも初めてであったからです。
「お、おい、なんで急に泣き出すんだよ・・!もしかしてレンゲ畑じゃ嫌なのか?そ、それじゃあヒマワリ畑がいいか?それとも・・。」
急におろおろしだすキル男が可笑しくて、泣きながら笑ってしまいました。

そうしているうちに、夜になりました。
「こんな人間くさい場所でも星は綺麗なんだな。」
「本当に綺麗だね。いままで家の周りとかにいたからあんまり見えなかったけど、こんなに空は広がっているのね。」
「ああ、それでな、もし俺たちが死んだらあの星になるのさ。」
「あの綺麗な星のように?」
「ああ、俺もキル美もあの一等星ぐらいに光る星になるのさ。」
「すごい・・。」
キル男とキル美は星空を眺め、体を寄り添い合いながら、眠りに落ちました・・・・・。
                 to by connteneu....

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