今はPM0:00
つまりは昼だ
ミキは見事パワーバッチを獲得した
だがシデは、スーパーランクを受けられないので、やむを得ずリタイヤした

ここはポケモンセンター前
十二時に集合
ということになっているのでシデが、続いてミキが到着した
「シン…遅いね…」
「うん…」
昨日あれほど時間厳守!ってうるさかったシンが数分遅刻
そこへ…五人の人が現れた
一人の女性の背には、シンがいた

第五十九話 死す


ドサァ…

シンをおろすクリア
ミキははっとシンの方を見る
すでに右手の輝きは失われ、息もほとんどなかった
「シンは…負けました…」
クリアが言った
状況を理解しきれず、ミキがうろたえる
「って事は…」
いち早く理解したシデが問う
『はい…おそらく…』

がたっ

と、シデが膝を落とす
信じがたい状況を理解したミキの目からは涙が零れ落ちる
「なによ…「死ぬかもしれない」なんていっちょ前に言っちゃって…」

ポロポロと涙が流れ落ちた
「ねぇ…起きてよ…起きてよ!!」
ミキがシンを激しく揺さぶる
が、シンは起きる気配などない






が―
シンは今、別のことを体験していた

第六十話へ続く…
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