オレたちは皆が居る病院へと戻る そこで、驚くべき話を亮から聞かされたのだった オレたちが水の都に来る少し前謎の石版が出土した そこに書いてあった事はオレたちが今してきた戦いその物だった 12人の仲間とはオレのポケモン達のように自分で考え思考し戦うことのできる者 二人の無限ポケモンとは特別な変身と言う力を持つラティアスと,ラティオスの力を受け継いだ オレのこと、これらの要因全てが重なり封印を解く鍵になってしまったのだと言う それを知り愕然となるオレたち まさか、封印を守るために戦っていたつもりが逆に封印を解くことになるとは 悪夢としか、言えない出来事だった。 だが、落ち込んでいても始まらない どの道奴らを全滅させるという目的に変わりは無いのだからな 「もう行くのですか?」 「ああ、奴らを放っておいたら何をしでかすか解からんからな」 オレは自分の荷物を確認するとそれを背負う 「二人とも気をつけるんじゃぞ」 オレとラティアスを見ながらボンゴレさんが言う 「二人とも絶対に死なないでね」 無理をしてオレたちを見送りに来たカノンはそう言いながらラティアスにある物を渡す それは、心の雫だった 「良いのか?」 これは、水の都を守るそれが無ければどうなるか解からないというのに 「ええ、亮から聞いて解かったの、これはシェイドに対する武器 だから、あなた達が持って行くべき物」 これにラティアスがこう答える 「じゃあ、ここがピンチの時はすぐに戻らなきゃね」 「そうね、その時はお願いするわ」 場に和やかな雰囲気が流れる。 ここで、オレはゆうきの姿が無いことに気付く その事を聞いてみると今朝速く旅立ったとのことだった その際オレ宛てに伝言があるという 内容はこんな感じだった 「僕は先にホウエン地方に行ってるよ〜 もうカントー、ジョウトのバッチは集めてあるからね ピンチの時や力を借りたい時はいつでも連絡してね♪」 オレは伝言の最後に書いてあった電話番号をポケギアに登録する 「じゃあ、そろそろ行くか」 この言葉と主にボールからエアームドが出現する。 変身して飛ぶと誰かに見られれば騒ぎになると思いエアームドに乗ってホウエン地方まで 行く事にしたのだった。 こうしてオレたちは皆に見送られホウエン地方に飛び立つ これが人生の中で最大のなるとはこの時まだ知る由も無かった。 END <目次に戻る> |