第2話〜2人の旅立ち〜

芽生良「え・・、どういう意味ですか?」

芽生良は、あまりにとつぜんの事に、目を丸くした。
たしかに、初対面の人に、この地方では見つからないイーブイを簡単に「あげる」などと言われたのだ。驚くのも仕方がない。

里夢「そのままの意味よ。」
光夜「いや、その・・、僕達、初対面じゃないですか。かんたんに、この子をくれるなんて・・、わけを説明してくれませんか?」
里夢「ああ、その事ね・・、順々に説明するわね、その2匹は、カントウ地方の、マサキという私の友達に、もらったのよ。ただ・・、異様に人が苦手・・、嫌いと言ったほうがいいかしらね。この研究所の中の1人も、この子達をなつかせられなかったの。それで、今日も脱走して、そうしたら、あなた達に初対面でそんなになついちゃったのよ!あなた達は・・、こうして会うのが運命だった・・、私はそう見えるわ。だから、あなた達にあげると決めた。」
芽生良「あの・・、えっと、やっぱりもらえまs」
光夜「ええ!?ありがとうございます!僕もこいつの事、気に入ったんですよ!!」

全く反応が正反対な2人。芽生良は、光夜にヒソヒソ声で話しかけた。

芽生良「運命って言われたって、私こんな珍しいポケモン・・。」
光夜「何言ってんだよ、ありがたくもらおうぜ!」

光夜の声が大きいため、里夢が気づいたようだ。

里夢「遠慮しなくていいのよ。名前をつけてあげたら?」
芽生良「・・、本当に良いんですか?じゃあ・・、ミライ!」
光夜「俺は、ええっと・・、ブイ太?」
芽生良「光夜・・、センスなさすぎ!!私がつけてあげるよ!えっとね、この子、ブラッキーになりそうだから、月夜(つきや)なんてどう?」
光夜「お前のほうががぜんのりきだな・・、なんでわかるんだよ。進化系なんて・・。」
芽生良「だってブラッキーに進化させられる月の石持ってるじゃん。それに、ブラッキーが1番好きでしょ?」
光夜「まあ、そうだけどさ・・、いいか!月夜で。」
里夢「後さ・・、この、ポケモン図鑑をわたしとくわね。完成させてみて。じゃあ、旅、がんばって!」

少しまをおいて、芽生良がある事に気づいた。

芽生良「あの・・、旅ですか?」
里夢「そうよ?ポケモンもらったら旅にでるのが常識。行かない何ていわない・・わね。」

里夢は笑顔で言っているが、殺気を感じた。あわてて2人はうなずいた。

里夢「そう!がんばってきてね〜!!次は、フェルスシティにいくといいわ!」
芽生良・光夜「はい!いってきます!」

2人は、研究所・・、そして、始まりの扉を開けた。

今、2人の旅は始まった・・・!!

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補足
普通ブラッキーは月の石では進化しませんが、この地方では進化します。エーフィも、おなじく太陽の石で進化します。
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