〜更なる高みへ/038〜
「これから、修行の仕上げ・・・・・・卒業試練を始めるッ!」
・・・・・・
「と、唐突だなぁ・・・・・・」
ガイクは握り潰した紙コップをゴミ袋に投げ込んだ
「お前らに教えることはもう何も無い!」
「そういう台詞は卒業後に言わないと・・・」
「そうか。ま、気にするな」
ガイクが空いた両手に、いきなりボールをそれぞれ3つずつ手に取った
それらを一斉に開放すると、6対のケーシィがそこに現れる
「では、卒業試練の内容だが、これからお前らを裏庭のあちこちに飛ばす。
飛ばした先からおれのいる所まで辿り着き、使用ポケモン1体でのガチンコバトルだ!
全員がおれに勝てたら卒業。誰か1人でも負けるという道は考えていないんでそこんとこ宜しく。
またお前らが使えるポケモンはその移動用のケーシィと選んだポケモン1体だけ!」
「白の腕輪の試練を思い出させるな・・・」
「まぁ、基本はそうだな。そら、さっさと1体だけ選んで残りのボールはカンナさんか爺ちゃん達に渡せ」
ガイクの指示に従い、ポケモンを選択する
「裏庭のあちこちに飛ばされ、ガイクの所まで辿り着く」
・・・これに何か感じる
白の試練と似ているともなれば・・・
「まさか・・・」
「裏庭のポケモンが襲ってくるんじゃないでしょうね?」
「その通りだ。育て屋で預かってるヤツ以外にも、荒れた野生ポケモンも混じってるんで気をつけろな」
「・・・・・・鬼か」
皆が一通り手持ちポケモンを預け終わったところで、ケーシィが皆と共に一斉に『テレポート』する
指定した行き先はバラバラ、共闘も出来ないような絶妙な位置に行かせたはずだ
「・・・さて、最初の相手は誰になるかな」
ガイクは預けられたポケモンを見ることなく、裏庭の方へ向かう
今、そんなものを見てしまったら面白味が無くなってしまうからだ
・・・・・・
ガイクは待つ
レッド達に同行させたケーシィはポケモンをひきつける撒き餌を持たせている
今頃はその撒き餌にひかれて集まってきたポケモンで囲まれているだろう
裏庭の広さには限界があり、それによってここで預かれるポケモンも限界が生まれる
しかし、あの撒き餌があれば外の世界からポケモンを連れてくるので・・・・・・無限まではいかないが相当ひどいことになっているはず
しかもレッド達の手持ちは1体のみだし、撒き餌のおかげでポケモンの数だけで言えば白の試練を越えたかもしれない
「・・・・・・まぁ、そのくらいじゃないとな」
ガイクは身体を労わるように、ゆっくりとよっと立ち上がる
それから、挑戦者の方に向き直る
「待ったか?」
「いや、最初はお前だと思ってたよ」
選んだパートナーはヘルガー
トレーナー能力は『サマー・オーラ』
トレーナークラスは『チャンピオン』
その名はレッド
「1対1」
「勝負だっ!」
2人の戦いが始まった
レッドのヘルガーがガイクに躊躇無く牙をむき、襲いかかる
ガイクはその牙をMBを噛ませることで大胆に防ぎ、ボールを開放する
「行けッ、チャーレムっ!!」
ガイクのチャーレムはかくとう・エスパータイプのポケモン!
対するレッドのヘルガーはあく・ほのおのポケモン!
そもそもヘルガーを選んだ時点で、レッドは不利になることはわかっていた
それでも、勝つ自信があったからこそ選んだポケモンだ
「ヘルガー、かえんほうしゃ!」
「チャーレム、サイコキネシス!」
火炎と念波が激突し、周囲の小石を弾き浮かせる
その威力は互角
いや、わずかにレッドが競り勝っていた
「そのまま押し切れっ!」
ヘルガーのかえんほうしゃがチャーレムのサイコキネシスを押し切った
かえんほうしゃの余波が、ガイク側に拡がっていく
「ルガー、その調子でいくぞ」
レッドは気を緩めないよう、ヘルガーに注意を促す
何故なら、今まで散々皆を苛め抜いてきた男がここで終わるはずがないからだ
「・・・時には一歩引き下がることも重要だ」
チャーレムは無傷だった
『まもる』か『みきり』を使ったのだろう
「バトルは押し合いだけじゃない。引き際も推して知るべし」
守りきったチャーレムが攻めに転じ、軽いフットワークでヘルガーに迫る
かげぶんしんではないが、それでも相当に素早い
「トレーナーがわかっていても、ポケモンには指示をしろ」
「・・・ルガーっ!」
ガイクの忠告でレッドが気づき、指示した時には遅かった
ヘルガーは素早いチャーレムを目で追おうとして、きょろきょろと周囲を落ち着き無く見回し始めたのだ
そこを、ガイクは見逃さなかった
「かみなりパンチ」
ヘルガーの死角から忍び寄っての一撃は腹部にもろに直撃し、音を立てて地面に転がる
ガイクはその結果を見通していたように、いや見通していたから冷静に語る
「チャーレムはほのお・れいとう・かみなりの、俗にいう三色パンチを覚える。
対抗タイプの多い3種類の中で、何を覚えさせるか。ひとつの選択肢として、弱点対策だ。
ほのおはチャーレムの弱点に対応出来ない。最も注意したいのは飛行タイプ。よって、かみなりかれいとう。
かみなりはひこう・みず、れいとうはくさ・ひこう・じめん・ドラゴン。一見、れいとうの方が融通がききそうに思える。
しかし、今回はお前らが相手だ。お前らの持つポケモンを相手にするならば、かみなりの方が有効だと判断した次第だ。
弱点相性だけでなく、誰が相手なのか。そこにも注意を払うべきだ」
「・・・最後の最後まで、修行か。ちょっとナメすぎじゃないか?」
そうレッドが言うと、ヘルガーは痺れる身体を奮い立てた
そして、おもむろに大口を開け遠吠える
「・・・闘争心を掻き立てて、攻撃力を上げるつもりか?」
しかし、それが違うことをガイクはすぐに知ることとなる
「ソーラービーム!」
ヘルガーの口から放たれた鋭い一撃
ガイクは己が判断を間違うことなく、チャーレムに指示をする
「みきれ!」
鋭い一線を最小限の動きで避け、体勢も崩さないお手本のような一連
その一連の動作・パターンは、修行で見飽きていた
先回りしていたヘルガーの『かみくだく』が、チャーレムの足にヒットしていた
はかいこうせんとは違い、反動が無いソーラービームだからこそ・この為の牽制に使えたのだ
・・・無論、ガイクのチャーレムもやられ放しではない
チャーレムはすかさず『かみなりパンチ』で反撃するが、それがヒットする前にヘルガーは離れて距離を置いた
が、身体が痺れて動かないようだったので、チャーレムはその隙に同じようにかみなりパンチを食らわせる
レッドはポケモン図鑑で、ガイクは自身の眼で確認する
「「これで最後だ」」
先に動いたのはチャーレムだった
ガイクが技名を言う前に、既に飛び出していた
「ばくれつパンチ!」
ついにきた、ガイクの得意タイプであり最後の技・・・あくタイプにとっての天敵
この技はシジマのジムで勝てば貰えるわざマシンに入っているものだから、きっとそういう繋がりなのだろう
レッドがどう迎撃に来るか、ガイクは楽しみだった
その反面、もうほぼ予測もついていた
「『大恩の報』!!」
火炎のエネルギーを身にまとい、
咆哮と共に、
既に拳が爆裂を見せるチャーレムに突っ込んでくる
違う
これは火炎のエネルギーじゃない
悪も炎も入り混じる
暴炎だ
ヘルガーの名の通り、地獄の番犬が牙を剥く
そうか、
大恩の報とは、
託された思いに沿って、
込められた想いのまま、
そのポケモンの本質を剥き出しにし、
相手にぶつかっていく技だったのか
だから、
これだけ強いのだ、と・・・・・・
同時に、まだ
その奥に秘められた更なる力を感じ取る
何かが弾ける音、呼応するように砕けていく音
その全ての音が鳴り止んだ時、
チャーレムは、何とか無事にきぜつしていた
「・・・・・・やれやれ、随分と物騒な技だ」
「うん、自重するよ」
レッドがはにかむように笑いつつ言うと、ガイクはふぅとため息をついた
「次の挑戦者が来たようだな」
レッドは振り返る
そこにいたのはクリスとグリーン
「・・・途中で一緒になったわけじゃない。共闘もしていない」
「本当に同着だったんです」
「そうか。
なら、2人まとめてかかってこい。ダブルバトルだ」
ガイクはヘラクロスとニョロボンを繰り出した
いきなりの提案だったが、クリスもグリーンも臆することはなかった
クリスはパラぴょんを選んでいた
トレーナー能力は『再技想起』
トレーナークラスは『ゴールド』
グリーンはゴルダックをパートナーに選んでいた
トレーナー能力は『理力』
トレーナークラスは『ジムリーダー』
「卒業試練を甘く見るなよ」
「そっちこそ、こちらの出方を伺っている内に負けていないようにな・・・」
「・・・グリーンさん、声に物凄くドスがきいてるんですけど」
バーベキューパーティの鬱憤がまだ溜まっているのだろうか、とクリスは不安に思う
冷静な判断で敵を制するグリーンだが、今の状態で果たしてそれがこなせるのかどうか・・・
「うずしお! メガホーン!」
ガイクのニョロボンから噴き出した水流がパラセクトを捕らえ、命中の低めなメガホーンの絶好の的となる
クリスの思考が、こんな大ポカという状況を生み出した
「パラぴょ・・・」
「ゴルダック、『つばめがえし』!」
パラセクトを捕らえる水流を下から上へと裂き、メガホーンで突っ込んできたヘラクロスを同じ技で上から下へと引き裂いた
ガイク、クリスは呆然としている
そんな技、いつの間に覚えさせたのだと・・・・・・
「・・・わざマシンか。成る程、戦略に幅が広がったな。グリーン」
「切り札は最後まで隠しておくものだ」
グリーンの物言いに、クリスは何かを感じ取った
「(と、いうことは・・・つばめがえしは切り札じゃない!?)」
ゴルダックはきりさくを覚えない為、特能技である『ディス・カイ・クロウ』を使うことが出来ない
故に、グリーンはそれに代わる何かを見つけ出したということか
「グリーンは期待出来そうだな」
ガイクがそう笑うのを見て、クリスはぐっと眼に力を込めた
「私だって負けてませんっ」
「ほぅ、ならやってみろ」
「・・・へ?」
グリーンがスッと一歩下がり、ゴルダックも臨戦態勢を解いた
それに驚く間もなく、再びヘラクロスとニョロボンが同時に向かってくる
「ヘラクロス、かわらわり! ニョロボン、ちきゅうなげ!」
「えーっ!!?」
ズドォォンとその技の威力全て出し切ったものが、パラセクトにヒットした
あまりにもきれいに技が決まってしまったものだから、ガイクはあっけに取られていた
「・・・おいおい、少しは反撃しろよ」
「え? してますよ」
ぽかんとした顔で、クリスはそう返した
そんなクリスと同じ顔をしているガイクは、不思議そうな顔をしている
が、彼女の自信の理由はすぐにわかった
ヘラクロスとニョロボンの2体が、同時にひざをついたからだ
「・・・!」
何が起こったのか、ガイクはトレーナー・アイで自分のポケモン達の体力の消費を確認する
ということは、『キノコのほうし』の類の技ではない
これは・・・・・・まさか・・・
「ガイクさん、問題です。かわらわりとちきゅうなげ、この2つに同時に対応出来て、ダメージも与える技は何でしょーか?」
クリスがにっこりと微笑み、ガイクは嬉しそうに楽しそうに苦虫を潰した顔をした
「『カウンター』か!」
「正解です!」
パラセクトのカウンター、これは予期していなかった
それにこの技はレベルアップでも、わざマシンでも覚えない
タマゴによる遺伝か、わざを覚えさせてくれる能力者がいない限り・・・・・・
「(・・・まさか、クリスの能力が記憶の彼方から技を掘り起こした?)」
脈々と流れるポケモンの繋がりを、どこからか探り当てたのか
まさか、そんなことが可能だなんてあり得るはずが無い
いや、それが彼女の才能・真の能力のものだとしたら・・・・・・
そのポケモンが覚えうる可能性のある技を、その豊富な知識から引き出し、思い出させる能力
「・・・これは相当に厄介な能力だな。敵に回すと恐ろしい」
「褒めてくださって、ありがとうございます」
ガイクがにやりと笑って言うと、クリスはにこっと小首をかしげて返してきた
彼は褒めたつもりは毛頭無く、少しばかり背筋がぞっとした
久々の感覚に、彼はまた笑った
「しかし、カウンターは返し技だ。減ったHPはどうする?」
「グリーンさんらしくないですね」
パラセクトが追撃し、一時退避するニョロボンのHPを吸収していく
「・・・『ギガドレイン』・・・。そうだったな」
「はい」
「ヘラクロス!」
ガイクが叫ぶとそれに呼応して、ヘラクロスが自らの強靭なツノを地面に突き刺し・岩盤を持ち上げる
それを高く放り投げたかと思うと、一気に砕き割った
荒く砕かれた岩が、クリス達がいる方へ落下してくる
「『いわなだれ』!?」
「ゴルダック、『ハイドロポンプ』で壁を作れ!」
ハイドロポンプの応用でいわなだれを防ごうとすると、そこにニョロボンが水の壁に突っ込んできた
壁状とはいえ、技には違いないのに・・・どうしてHPの少ない時にこんな自滅行為を・・・
「HPが少ないから、こうして突っ込ませてんだろーが」
「あ、ニョロボンのHPが回復してる!?」
「特性・ちょすい! みずタイプのわざを受けると体力が回復する!!」
折角、きぜつ寸前まで追い詰めたのに・・・・・・とクリスは悔しそうだ
「・・・だが、状態異常は回復しない・・・」
ニョロボンはどく、ヘラクロスはまひ状態になっている
これはクリスのパラセクトの特性・ほうしによる効果
先程のカウンター時に付いたものが、今ようやく効いてきたようだ
「なかなか面白くなってきたじゃねーか」
ガイクは嬉しそうに言う
「パラぴょん、『ヘドロばくだん』!」
調合師パラセクトの口から吐き出される劇薬に、ニョロボンはばくれつパンチで応戦する
技がぶつかり合った瞬間に拳が爆裂し、ヘドロばくだんはほぼ不発に終わる
「まだまだ攻め手が甘いな。残る技は『キノコのほうし』だな。だが、こちらは状態異常に既になっているから効果は無い」
「う・・・」
「ヘラクロス、メガホーン!」
低空で、一直線にパラセクトを目掛けてくる
またカウンターで弾くか、いやその前にきぜつしてしまう可能性が高い
ギガドレインでHPは回復しているが、そこまで受けきれるかどうか・・・
と、そこにグリーンのゴルダックが割って入る
既に迎撃態勢に入っているようだ
今までにつばめがえし・ハイドロポンプときた・・・・・・今度は何がやるのか
ヘラクロスがわずかに減速し、低空で飛びながらツノを地面に刺して再び岩盤を持ち上げた
ゴルダックにその岩を先にぶつけ、相手の出方を見る気か
岩盤が今よりも宙を浮く、おそらく『ねんりき』か『サイコキネシス』だろう
だが、ヘラクロスは浮いた岩盤の上を行き、それをまた砕いていわなだれとする
砕けた岩と共に、ヘラクロスは急降下してメガホーンを強行する
ゴゴッと激しい激突音がした
「・・・さっきの技は・・・」
すっかり観戦者となっているレッドが、面白そうに今の激突を見た
確かにあの技は、『クロスチョップ』!
本来はゴルダックがレベルアップでも覚えることの無いわざ
しかし、使えていると言うことは・・・・・・クリスに思い出させてもらったのだろうか?
「・・・最後の技は『なみのり』じゃなかったのか?」
「ああ、その通りだが?」
この場にいる全員の目が点になる
ポケモンは技を4つまでしか、覚えられないのだが・・・・・・
「ポケモンに知性を与える『理力』を最大限に活かしたまでだ。
そう、わざではなくある種の『特技』として身体に覚え込ませてみた」
「はぁ?」
「お手本はカイリキーだ。マンツーマンで、付きっ切りにな。
ポケモンの習性・原則として技は4つまでしか覚えられない。
だが、技ではないがそれらしい動きとしてなら再現は可能だ。知性を持つポケモンなら尚更のこと。
つばめがえしを覚えさせたのは弱点対策と、その動作がクロスチョップに近かったこともあった。
まぁ・・・本家のクロスチョップには流石にかなわないが、半分程度の威力は持っているだろう」
ガイクは「お前ってやつは、たまに本当に信じられねぇことするよな・・・!」と頭を抱えていた
半分程度の威力しかないとはいえ、クロスチョップはその動作だけで現状で最大限の威力を発揮した
落ちてくるヘラクロスを一撃目でいなすようにその落下軌道をずらし、命中せずに地面に落下する瞬間にもう一撃を食らわせる
自重と落下速度で反動ダメージ、そこにクロスチョップで追い討ちをかけたようなものだ
ヘラクロスは見事にきぜつしていた
「・・・残るはニョロボンだけだが、いけるな?」
「はい!」
クリスはパラセクトに、最後の技を指示した
「『サイケこうせん』!」
「なっ、ニョロボン、『まもる』!」
わずかな差で、守りきることに成功した
しかし、サイケこうせんもカウンターと同じように覚えない技だ
クリスは自らの捕獲モードを必要としていないこの島内では、捕獲に必須な『キノコのほうし』を忘れさせることで戒めようとしたのだ
すぐに捕獲モードに入ってしまっては、まともに自らを鍛えることが出来ないから・・・・・・
「ニョロボン、ばくれつパンチ!」
「パラぴょん、もう一度サイケこうせん!」
ピンポイントでニョロボンの拳にそれがヒットする
爆裂するかと思えばしない、それどころか何か様子がおかしい
ガイクはすぐにわかった
『能力者の特典』
ばくれつパンチを、サイケこうせんが飲み込もうとしているのだ
そして、それはすぐに起こった
ニョロボンの毒状態が、そのせめぎ合いに耐え切れなかった
わずかな緩みが、総てを飲み込んだ
そうして増大したサイケこうせんが決まり、ニョロボンのHPは尽きてしまった
「やったー!」
「・・・やれやれ、とんだ伏兵もいたもんだ」
クリスの歓声、ガイクの嘆きに似た声調にレッドが拍手を送る
本当に彼女は強くなった
一時はどうなることかと思ったトラウマも、乗り越えたことでいっそうに彼女に力をもたらした
見事な戦いっぷりだった
「2人共、よくやった。あとは休んでろ」
ガイクはそう言って、2人をフィールドから追い出す
レッドがこっちこっちと手招きするので、2人はそこまで行って腰を下ろす
丁度、次の相手が来たようだ
「おれは休めないがな」
「レッド、グリーン、クリス、おめでと−vv さっ、次はアタシの番なんだからね。
とっとと勝ち越し決めちゃいましょ」
選んだパートナーはピクシー
トレーナー能力は『フェロモン』
トレーナークラスは『ゴールド』
ガイクの次の相手はブルーだ
To be continued・・・
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