〜第一話〜 旅立ちの日

ここはシンセイタウン。大規模な町の多いクォーレ地方には珍しい小規模な町。
ここに今日資格を獲得し、たった今旅立つ少女がいた。

「お母さん!パン!パン!!早くしないと遅れちゃう!」
静かな町に似合わない、騒々しい声が町に響く
彼女の名前はミキ。今日旅立ちの日を迎えた、新米トレーナーだ
「昨日目覚ましを設定したはずなのに!おかげで布団が吹っ飛んじゃったよ!」
「はいはい、トースト焼けたわよ」
親子のやり取りが続く…

「じゃあお母さん!行ってきま〜す!」
トーストを口に含みながらサヨナラの挨拶をする…とてもそんな様子でもないが…
「行ってらっしゃい!」
多分声は届いていない。もう博士の所に一直線。スピードは並半端な物ではない…その直後
ズシャァァァァ…痛ァァァァ!

・・・・・・ガチャ・・・
さっきの元気はどこに行ったのか…ヨレヨレで到着するミキ。
「シグレ博士ぇ…遅れてすいませぇん…」
「いいですよ^^初めてです。誰だってミスはあります」
比較的温和な若い女性。シグレ博士と呼ばれたその女性は、背が合うように中腰になって話しかける
「ポ…ポケモンは!私のかわいいポケモンたちはァァ…」
嘆くように聞く
「フフ…かわいいとは限りませんが…どうぞ」
博士はボールを差し出す。
おそらくそのボールにはそれぞれ別のタイプのポケモンが入っているだろう
「もう私決めてたんだ!この子!“ミズゴロウ=I」
博士からボールを受け取る。ニコッと笑顔を作り
「ありがとうございます!じゃあ…行って来ます!」
「はい、がんばってください^^」
博士も笑顔で答える。その直後…
「博士!お久しぶりです!」
ミキよりも先にドアを開けさわやかにいった少年が居た…

第二話へ続く…
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どうでしょうか?第一話…
第三話までは計画済みですが…
少年って誰でしょうね^^分かりやすいですね^^
先輩方のアドバイスがもらえるとうれしいです^^