第四話 敗因・正体

そんな…負けた…?
そんな考えが頭をよぎる中、空を舞うナミは地面へと不時着する
数メートル跳ね飛ばされて地面に落ちたナミはひんしそのものだった
「嘘!まだ戦えるわよ!ほら自己再生ですぐに回復するでしょう!ねぇ!」
横たわるナミを激しく揺さぶる。もっとも起きる分けないのだが
「やめてあげて!あなたは負けたのよ!」
シグレ博士が説得する。が、
「まだ負けて無いわ!一発程度で負けるはず無い!そんなはずが無い!」
まだ反論を続ける
少年も見かねたのか、近寄ってくる。
「何よ!まだ負けてないわ!握手なんてしない!」その直後

パァン…

ミキの頬に少年のビンタが飛んだ。そして
「お前はポケモントレーナー失格だ!!」
愕然とするミキ。そのとき少年はナミの容態を見ていた
「ちょっとやりすぎたかなぁ…センター(ポケモンセンター」に連れてくぞ。俺が連れてくから、シグレ博士は早めに連絡入れといてくれ!」
ナミを担ぎ、ミキを見て
「ありがとうございました」
そういい残し走り去っていった。
「…ハイ。ダメージが多いようで…ハイ、今向かわせています。では…」プツン
丁度シズク博士が連絡を終えた。そして
「ポケモンセンターに早く行きなさい。ナミちゃんが診断受けてるわ。」
その言葉でハッと我に返り少年の行った先に走っていった

「ナミは!ナミはどこ!」
ミキは入って早々言った。そして
「おう。遅かったな」平然な顔をして話しかける
すぐにでもぶん殴ってやろうかと思ったがセンター内だからやめておいた。
「ナミはどうなの…」
「大丈夫。少々ダメージが大きいだけで、明日にはピンピンして帰ってくるよ」
「良かった…」
ナミの安否を確認して安堵するミキ。そして
「お前の未熟な点、教えてやろうか?」「えっ?」
思いもよらない言葉に目をぱちくりさせる
「お願い…します…」
途切れ途切れだが聞いてみるその答えは
「一 レベルの低いミズゴロウは、破壊光線や自己再生は覚えない。まぁ知識不足だな。
一と言われてまだあるのかと思いながら、メモしていく
「二…メモは取らなくていいよ。…二 ポケモンの使い方が荒い。もっと友達として接してあげようよ」
その瞬間ミキはナミのいるらしき場所を見て「ゴメン…」とつぶやく「三 お前は、俺のことを知らない」
ミキはハッと振り返った。三つもあるとは思わなかったが、それ以上に「そんなことが関係あるのか?」という思いも寄せるが、
「名前…なんていうの?」
とりあえず聞いてみる。その答えは、ミキの知る人物だった
「俺の名前は…『シン』…閃光のシンって知らない?」

第5話に続く…
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やっぱりこの人でしたね^^
あれ?そういえばまだ出来事を書いてない気が…
気にしな〜い気にしな〜い^^;
次回もこうご期待!