「そりゃあ…」
「あぁ…これでお前らとも太刀打ちできる」
「ちぃ…かかれ!!」
周りからいっせいにボールが投げられた

第十六話 退くor全滅?

ドガァァァン…

アジトの隠し扉が力で無理やりこじ開けられ、扉が粉々に砕け散る
そこから、人を背負ったハッサムが飛び出した。
「セト。もう少し離れろ」
セトがちょうどいいくらいの間合いをとって着地する
砂煙の中から出てきたのはゴット団の団員8名ほど
中には、三番目に強い、Cの居た
「おえ!追うんだ!!」
Cが叫び声を上げ、周りの人たちに指示を出す
「了解!!」
いっせいにポケモンが襲い掛かる
そこでまた
キィィィン・・・・・
シンの手から藍色の光が出た
その光は、日中にもかかわらず鋭く輝いていた
その光と同時にセトの体を青い光が被う
「十万ボルト!」
一人の団員から声が上がり、持ちポケモンと思われるコイルが電撃を放つ
進行方向がこっちだとわかったときにはたたきつけられていた
シンは向けられた電撃を意図も簡単によけて見せた。そして
「いけ!レアコイル!」
さっきの団員からまたボールが放たれる

「行け!」

「行け!」

「・・・・」

四方八方からボールが放たれる
全員が六匹持ってることも考えられる
セトは出てるし、『アイツ』は置いてきたし…
「じゃあ…」
シンは二つ目のボールに手をかける
「行け!『ラー』(注※)」
そのボールからはピカチュウが姿を現す
「ラー。かみなり!!」
その言葉と同時に真上の雲が突然黒くなり

ピシャァァァァ!!

巨大な雷が落ちた
電気タイプのダメージを受けないといわれている、地面タイプが数匹残った
「セト、後片付けよろしく」
その言葉の直後には壁に横たわるポケモンの姿があった

「どうすんの?C」
「・・・・」
「逃げないと、さむーい牢屋の中で当分過ごさなくなるよ」
「・・・・・・誰が負けるって言った」
「?」
「俺は…お前と同等だ。負けはしない」

第十七話に続く…
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注※
誤解を生むといけないので…
シンの使うポケモンのニックネームは遊○王のものではなく
『古代エジプト』の神の名前です
セトは、暴力と嵐の神。その力の巨大さからつけました
ラーは、エジプトの太陽神です。雷を司る…ってのがほしかったけど…残念