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「じゃあ入れるよ?」
モンスターボールを目の前まで持ってきたミキが言う
そのニャースはコクンと頷くと、ボールの中に吸い込まれていった


第四十六話 新入り!

「…で、ここのジムは2対2だから、いきなりはちょっと…」
「いいじゃない!ものは挑戦よ!」
ここはホズミジム前
ジムといっても、TBTスクールの中を給食などの、生徒がバトル場を使わないときに合わせて使う
つまり今はTBTスクール前とも言える
「第一、まだ昼前だぞ?ジムはやってないっつーの!」
「う…」
気づかなかったのか…?
心の中でそう突っ込みながら、話を続ける
「だから!その時間まで特訓!」
「は〜い…」



「ワリィ…遅れた…」
「ちょっとぉ…ここでやるって言っておいて何遅れてんのよ!」
「いや、ポケモン捕まえてきたんで…」
シンは手に握られたボールを見せる
そのボールは…『ハイパーボール』
シンにとっては、決して嫌味のつもりはない


「じゃあ…イシス。出て」
そのボールとは別のボールを投げる
そのボールにはイシスが
「とりあえず、そこで捕まえたばかりのポケモン使って、本気でやるから、イシスのアドバイス受けてがんばってみて」
『よろし…』「いやだ」
(まだ根に持ってんのか…)

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「じゃあ、アドバイス無しでいいな?」
「はぁ〜い♪」
ミキが元気よく手を上げる
その横ではイシスが拗ねてる(すねてる)

「行け!ナミ!…えと…サザ!」
「行け!イシツブテ!キャモメ!」
場にポケモンがそろう
「ナミ!イシツブテに水鉄砲!」
「イシツブテ、避けろ!キャモメ!ナミに風起こし!」
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「ナミ!キャモメはもうすぐだよ!体当たり!」
「イシツブテ!かばって!キャモメ!体当たり!」
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「あっ…ナミ…!…サザ!引っかく!」
「キャモメ!下がれ!イシツブテ!体当たり!


「俺の勝ちだな」
「あぁ〜あ…」
結果、キャモメはやられてしまったが、イシツブテが逆転し、シンの勝ちだった
「お前はなぁ…ナミに頼りすぎだ!始めサザにまったく指示がなかったし、2対2の意味がないよ?」
「あっ…そっか…」
ミキは、ナミばかりに指示を出し、ナミが倒れるまでサザに指示を出さなかった
無論シンやそれ位のレベルになれば、1対2であろうと、それ以上でも優位に立てるが、今のミキには無理だ
さらに、シンは唯一攻撃してくるナミを集中攻撃
早めに攻撃の弁を切った
このことを三十分ほどかけてミキに説くと

「そろそろジムが開くぞ。早めに行った方がいいんじゃないか?」

「あっ…」ダダダダダダダダ…

ミキは駆け出していった
そしてシンはポケギアの電話の機能を使い
「シキさん。扉は開けっ放しで…」

第四十七話へ続く…
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