「行って下さい」
そのときクリアはポケギアを使い、指示を出していた
「それでは…私は直接機械を探しに行きます。もし、やられそうになったら、逃げるか。それがもし無理だったら連絡を入れてください」
「大丈夫。それは絶対に使わないから」
笑顔で答える
「じゃあ…行ってきます」
「はい」
シンが手を振り、爆発により大穴が開いた箇所へと入っていった



「・・・・・・・・・」
広い広間に出た
シンは心を落ち着かして辺りを見渡す
「ッ!!」

バリリリリリリ…

明らかにシン狙いの十万ボルト
それをすばやく避け、ボールに手をかける
「行け!セト!」
そこからはハッサムが
そして
「お見事…」
階段を使ってビルド、こと『B』が降りてくる
「お前…」
シンがBを睨み続ける
Bの横には、マルマインがいた
「何故…」
シンが体を震わせて言う
「何故こんなことをするんだ!!お前の夢は…!」
平然とした目で見るBが
「強くなるためですよ。ダークポケモンも、この黒い光る手も…すべて僕が最強になる一つのピースですよ」

キィィィィィ…

昔までは青かったビルドの光る手はすでに黒色に染まっていた
「勝負です。シン君?」

キィィィィィィ…

シンは手袋を外し、手を藍色に光らせた


「セト!」「ムール!」
「「レベルツー!!」」

その言葉と同時にセトは電気をまとい青いからだとなった
ムールと呼ばれたマルマインは周りの鉄を溶かして、自分自身にまとわりつかせた
「アイアンクロー!!」
「ころがる!」
マルマインが真下の地面を削りながら転がってきた
それにタイミングを合わせるようにセトは輝く腕を振り下ろした
それは見事にヒットし、その衝撃で地面に丸い跡がついた
それにはまって動けなくなったかと思うと、また回転を始めてくぼみを乗り越えて突っ込んできた

ドガァァ…

見事に命中し、吹っ飛ばされる
何とか立ち上がるが、転がるは連続で攻撃する技
次でやられるだろう
シンは息を大きく吸い

「レベルスリー!!!!」
「な!?」
セトの体を水と炎が渦を巻いて取り巻く
そして―それが無くなった時セトの姿はなかった


第五十六話へ続く…
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